水餃子ちゃん感想

中華の国のプリンセス


長きにわたって「ラジオアニメ・水餃子ちゃん」の放送の書き起こしを紹介してきましたが、いかがでしたか?
あややがアニメ声で「ぎょぎょ!」とか「ピュッピュッピュ!」とか言うのが可愛かったんですが、最初は学園モノかと思わせておいて、壮大なSFへと展開していくストーリーは秀逸でした(先の展開はリスナーから募集していたにもかかわらず、うまくまとめた☆カナ?)

ベタだけど泣けるところもあり、特に『水餃子ちゃんのつぶらな瞳に、ひとしずくのスープが浮かんだ。 すると、スープが辺り一帯に広がり…』のところは、うかつにもラジオの前で私のつぶらな瞳にもスープが浮かびました(笑)

劇場版ラストの水餃子ちゃんの叫びは、多くのリスナーが号泣したことでしょう。 『麺もご飯も関係ないぎょ! ご飯も麺も前菜も炒め物も、みんなみんな中華の国の仲間だぎょ! みんなみんな仲良しなんだぎょ――!!』



ところで、水餃子ちゃんの物語は、実は愛憎の物語でもあったわけです。(あくまで私の説ですがw)
第1話で「お前、チャーハン先輩のことが好きなのか?」とからかうラーメン君。 実は水餃子ちゃんに恋心を抱きながらも想いは叶わなかったラーメン君。 そんな彼が、忘れた頃に、なんと劇場版でラーメン大佐として再登場するなんて! 彼の叛乱の真の目的は、愛する者を奪ったチャーハン先輩に復讐することだったのです!(あくまで私の仮説ですがw)
最後には焼かれてしまいましたが、これは死を意味するものではなく、焼きラーメンとして生まれ変わったことを象徴しているのです。 最近流行ってるみたいですしw

劇場版のラストは、TM NETWORKの『Beyond The Time』がかかりましたが、きっと水餃子ちゃんのテーマなのでしょう。 この曲を聞くたびに、水餃子ちゃんのことを思い出して止みません。 またいつか水餃子ちゃんと会える日が訪れますように! お祈り3回分!

あややになりたい

あややになりたい